Laparoscopic surgery
腹腔鏡下手術
Laparoscopic surgery
動物にやさしい先端医療を
硬性鏡システムによる”痛みの少ない手術”
硬性鏡システム
硬性鏡とは、内視鏡の一種で特殊なスコープを使って、おなかの中(腹腔)や膀胱、鼻腔をモニターで観察することのできる医療機器です。
この機器を使う事により、おなかを大きく開けずに、おなかの中をカメラで観察し、避妊手術などができるようになりました。手術の他には、腸・肝・腎・膵臓・鼻腔の検査、生検などが行えます。
腹腔鏡下手術とは
通常の開腹手術では、おなかの中心を約50-200mm切開して、手術を行いますが、 腹腔鏡下手術では、左の写真のように、5-10mm程度の傷を3ヶ所つくるだけで、手術が行えます。テレスコープと呼ばれる細長いカメラをその穴から挿入し、内部をモニターで詳細に観察しながら、 手術器具を挿入し、手術を実施します。これにより、術後の痛みが少なく、回復も早くなり、術後の癒着も最小限にする事が可能です。
避妊手術の他には、停留睾丸摘出術、胆嚢摘出術、膀胱結石摘出術などが行えます。当院で使用している硬性鏡システムは、フルデジタル・ハイビジョンタイプで、鮮明な画面で安全に手術が行えます。
● 腹腔鏡手術のメリット
・痛みが少ない
・傷が小さい
・手術後の癒着が少ない
● 腹腔鏡手術のデメリット
・機器が高価
・手術時間が少し長くなることがある
動物たちにとって、最善と思われる手術法を提示、提供してまいります。ご不明の点や詳しい内容については、お気軽にお問い合わせください。